プールサイドのお仕事
ユウコです。
学生時代の話。
夏のスキーサークルはやることがありません。
そこで何をするかと言うと、バイトに励みます。
スキーはお金がかかるのです。ブーツとか、板とか、ウエアとか
ストックとか、高いんです。そして合宿もお金がかかります。
夏は、稼ぎ時☆☆
ということで、わたしも色んなバイトをしました。
そのひとつが、区民プールの監視員。
始めるまでは、監視員って暇なのでは、と思っていたの。
でも、やってみたら、これがまたなかなかキツイ仕事でした。
そして、「お客さんの命を守る」っていう意志を持った人たちばかりの
カッコいい仕事場でした。
事故が起こらないように、色々工夫されていたのだけど
その一つが、「情報の共有」。
例えば、受付にお客さんが来ます。
どんなお客さんが来たのかは、すべてノートに記入されるのですが、
このお客さんが、「子どもだけ」とか
「妊婦さん」や「持病のある人」だったりすると
監視室から、プールサイドの監視台へ伝令が向かいます。
「いま子ども2人来ます」とかね、伝えるんです。
特に注意して見守るためです。
持病のある人の場合、もしものときの対処法も全員知らされています。
(本人の申告がある場合ね)
監視台に座ってるのって、暇そうじゃないですか。
これがね、暇じゃないんです。
体調の悪そうな人がいないか
飛び込みしそうな人がいないか
人と人がぶつかりそうになっていないか
先を読んでずっと見ています。
危なそうなときには、メガフォン使って声をかけたり
プールサイドを歩いて監視している仲間が
近くまで行って声をかけたりします。
この夏トマムに行きまして、プールで遊んだのだけれど
そこの監視員さんたちもやはり
常にお客さんの動向を見守っていました。
きっと他の場所でも、大にぎわいのプールで
お兄さんお姉さんたちが
人知れず活躍していたのだろうな☆
おつかれサマーです。
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