「妻が汚妻(おづま)でありまして。」
*この記事は夫の気持ちを妻が(勝手に)くみ取り言語化したものです。
妻は汚妻(おづま)である。
食材を使い切らずに腐らせる。
冷蔵庫は定期的にチェックしなければ
どこに何が潜んでいるかわからないので危険だ。
タッパーなどは危ない。
中でいつの何という野菜が別の形態に変化しているかわかったものではない。
天気が悪くても悪くなくても
洗濯物をためがちだ。
たまに漂白した雑巾をそのままバケツに数日置き忘れていたりする。
片づけは多少するが
掃除にはなかなか着手しない。
たまにものすごく綺麗に掃除したと思ったら
あとはまた放置である。
綺麗好きな私としては家のアチコチが気になって仕方ない。
先日、妻に言ってしまった。
「おまえは汚い・・・」
妻は落ち込んだ。
その妻を見て若干胸は痛んだが、言わねばわかるまい。
これを機に、少しでも綺麗好きになってくれると有り難い。
が、まもなく落ち込んでいたはずの妻の目が輝きだした。
妻はこう言った。
「汚いって・・・汚妻だね。
おづま!
OZMA☆☆☆」
彼女の脳内は、そのときこうなっていた。
NA~NA~NA NA NA NA NA NA NA NA NA
というあのメロディーがエンドレスリピートされ
妻は反省するどころがどんどん盛り上がっていったようだ。
我が家はまだしばらく、綺麗にはなりそうもない。
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