雪山と熱々コーヒー
学生時代、スキーのインストラクター(イントラ)をしていました。
大学の試験が終わるとイントラに行き、
イントラ先からサークル(こちらもスキー)の合宿へ行き、
帰ってきてからまたイントラに行ったりなんかしていて
長いときには2ヶ月くらい、スキー三昧でした。
イントラ先で、後ろ向きに滑る方法を覚え
グズる子を楽しませる方法を覚え
カッコいいリフトの乗り方を覚え
そしてもうひとつ覚えたことがありました。
それは、コーヒーの味。
皆が集う事務所には、いつもコーヒーがスタンバイ。
なぜでしょうか?寒い雪山とコーヒーってすごく合うのよね。
特別なコーヒーという訳ではなかったと思うのだけど
とっても美味しいんだよね。
寒いところで、あっついモノをすするって、それだけでたまらんのだろうね。
ゲレンデやら雪かきやらから帰ってくるたびに、
皆でコーヒーを飲んでました。
カフェイン摂取量、やばすでしたよ、たぶん。
コーヒーは大抵学生の誰かが、気を利かせて皆の分も注ぐのですが
常任メンバーのTおっちゃんだけは、いつも自分で注いでたな。
「Tさん、コーヒーいかがですか?」と聞くと、
こう返ってくる。
「自立した大人」というフレーズが好きらしく(笑)
よく言っていました。
カラッとしていて
いかにも「おっちゃん」という感じで
皆に優しくて、好きだったな〜Tさん。
面白いことがあると、「そりゃ傑作だ!わっはっは」と笑うおっちゃん。
Tさんに“傑作”と言われた学生は、他の学生からちょっと羨ましがられるのでした☆
ありゃ、コーヒーの話がおっちゃんの話になってしまった^^
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